魚の水合わせ(水温合わせ含む)

気温差が激しい時期などはpHショックだけでなく水温差で弱りますのでご参考までにご一読いただけますと幸いです。

輸送のストレスと水温や水質でなどで疲れていますので最悪の場合、水カビ病を発症することがございます。免疫力の低下によるものですので数日間は良く観察して下さい。

水カビ病を発症したら発症した魚だけ隔離してメチレンブルーで薬浴してください。

塩浴では治りません。塩浴は免疫力の回復ですので併用すると完治が早いと思われます。

 

水合わせ、水温合わせ方法です。

 

  • 袋ごと水槽に浮かべる(魚を入れる水槽と水温を合わせる)   
  • バケツなどに袋の水事入れて水槽の水と合わせる
  • ③が終わったら魚だけ掬って水槽にいれる

 

①は30分程度です。

①が終わったら②になりますがここはお時間がありますようでしたら60分程度かけてゆっくりしていただくと魚への負担も少ないです。

点滴法は省略します。

今回はスポイトなどで少しずつ合わせていきます。

②バケツなどに移動した水を3分の1捨ててその3分の1の量の水槽の水を入れます。

(※ここで捨てた水の3分の1を1度に入れず数回に分ける方がより安心です)

10分から20分待ちます。捨てた3分の1の量をすべて入れましたら、また3分の1を捨てて3分の1の量の水槽の水をいれることを最低3回は繰り返してください。

③②が終了しましたら魚だけ掬って水槽に入れて下さい。

 

②でそのまま袋に穴をあけて合わせる方法もありますが、混ぜるな危険をモットーにしておりますので他の水槽の水を混ぜることはオススメしません。輸送中に水にアンモニアが溜まっていたり何か寄生虫などが水に混ざってないとは100%言えないからです。

 

餌やりは当日はやめてください。

翌日から少量からお願いします。